2016年3月18日金曜日

DIK SKATE

坩堝 SS16 もスタートしており、今回のコレクションも皆様に好評でなにより。

今回は個人的に好きな一枚をピックしようかと。


 
 
SPRING2016メインアーティストLy(りぃ)さんとのコラボレーションTEEシャツ。

Lyさんの代表作「DIK」くんがLUNCHを食べる所をイメージしフロントに大胆プリント。
白、黒、グレーしか使用しない「Ly」さんのこだわりにも注目!


■Ly(りぃ)
東京生まれ。黒と白と、グレーで、ひたすら、小さい頃から脳の中につくってきた世界を描くペインター。
彼女自身のようなモンスターたちは、悲しそうで、孤独であるが、まっすぐ何かを伝えたがる。東京を中心に、NYでのNYLONとのコラボレーション、LAやCOSTA MESA、Paris、Bangkok、Hongkong、での
art ShowやMuralなど国内外で活動。
展覧会「PARK'S GRAY」(2013,GALLERY TARGET、)展覧会「harmony」(2014,GALLERY COMMON)、壁画「HATEFUL LANDSCAPE」(2014,新宿無印良品)、壁画「PARCO’S PARK」(2015,渋谷PARCO)、壁画「GRAY’S LANDSCAPE」(2015,PAPABUBBLE) SHIBUYA ART AWARD2014トーキョーワンダーサイト館長賞受賞。高校生のときからハーモニー・コリンが神様。
 
 



ペインターであるLyは幼少よりアートスクールで絵を学び、11歳の時、デッサンの授業でいっしょにスクールに通っていた友達に圧倒的な技術の差を見せつけられ彼女への嫉妬心で挫折します。以降スクールには通うものの、自由に描くのみ。絵の上達はいっこうにせず、デッサンが下手なので美大にもいけないという被害妄想に悩まされます。
高校のときのスケーターの彼氏の影響でストリートアートに出会い、ミューラルペイント、グラフィティの魅力を知り、虜になるものの彼らのグラフィティ技術に嫉妬。ここから彼女は、絵がうまく描けない「怒りやHATE」、「嫉妬」、「ふざけんな!」「くそが!」のみで数々の作品を生み出してきました。
そんな彼女でも、20年も絵を描き続ければ自然と絵もうまくなりました。彼女はどんな大きなミューラルも、幼い頃に想像した世界も、あらゆることが描けるようになっていました。5年前は、巨大なミューラルを描いた後でも、「終わった!次!ふぁーっく!」と次の壁に怒りをぶつけていました。しかし彼女は今、自分の作品を愛し、人からも作品が愛されています。「いい作品が出来たあ!やった~!」と自分の作品を、自画自賛する余裕のある、怒りのない、生温い気持ち悪さに気付き、「やばい!この感じ!超気持ち悪い!」と我に返ります。ここで彼女の温いクソな5年間が崩壊。怒りのないツケが爆発。様々な「SHIT」の感情が溢れ出します。それにより「怒り」の象徴「SHITちゃん」が2015年に誕生しました。
本展では彼女が5年前に描けなくなった、怒りのみで描く、描き込みのミューラルペイントが会場全体に埋め尽くし、その会場内に彼女のSHITする、または嫉妬するアーティストを招き『SHIT LAND』と称して怒りの架空テーマパークを創りだします。
彼女の制作の根源は「SHIT」。
 
 
黒と白と、グレーのみのアート。
 
そして神様がハーモニー・コリン。
 
SHITと言う言葉。
 
何故か共感してしまう自分もいて。
 
DIK君の可愛さも好きで。
 
この世にはまだまだ知らないアーティストがたくさんいます。
 
知った時の楽しさは坩堝を好きな方にはわかって頂ける、伝わっていると思います。
 
本当に毎回ワクワクさせてくれる坩堝。
 
是非チェックして見て下さい。
 
服以外の事も知ることが出来ると思いますよ。
 
 
 
CHILL!!